世界的なたんぱく質不足が課題となる現在、注目をされているもののひとつが、「培養肉」です。
ご登壇いただく松崎先生は、一般的に行われているがん細胞を平面的に培養する方法に疑問を持ち、がん細胞の周囲の環境を整えるとこで立体的にがん細胞を育てるための研究をされています。この技術は実は様々な方向に応用が可能で、例えば薬を作る際には患者さん一人一人のがん細胞を体の外でたくさん増やし、最もよく効く薬を短時間で探すことができるようになりますし、実験に使われる実験動物の数を減らすこともできます。また筋肉細胞を立体的に培養することで培養肉を作ることができ、環境負荷の大きな牛肉の代わりになることでSDGsに役立つことも期待されています。
今回は先生の研究の基礎的な内容の説明から、どのようにしてその着想に至ったのか、具体的に製薬や培養肉作成にどう役立つのか、そしてタンパク質不足を救う培養肉にフォーカスし今後の展望についてなど、詳しくお話をお伺いいたします。
細胞培養を研究している企業・アカデミアのみなさま、未来の食料不足の解消や環境負荷軽減に興味のあるみなさまにおすすめのイベントです。
是非ご興味のある方はご参加くださいませ。



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パネリスト紹介
・松崎 典弥氏(大阪大学大学院 工学研究科 応用科学専攻 教授)
鹿児島県生まれ。2003年に鹿児島大学で博士号を取得。2003年より大阪大学にてポスドクとして研究活動を開始。2004年ルンド大学の客員研究員。2006年大阪大学大学院工学研究科応用化学専攻に助教として着任。2015年准教授、2019年教授に昇任。2008年から2011年、2015年から2019年までJSTさきがけ研究員(兼務)。文部科学大臣表彰若手科学者賞など20の賞を受賞。180本以上の論文を発表し、h-indexは42。研究テーマは、再生医療や医薬品への応用を目的としたバイオマテリアルと組織工学。

イベント要項


 ~たんぱく質不足を救え!~工学的細胞デザイン技術に基づいた培養肉の発展
日 時 2022年11月9日(水)14:00~15:30   
対 象 細胞培養を研究している企業、アカデミアの方々。また、今後の食糧不足の解消や環境負荷の軽減に興味のある企業。
現地会場
〒566-0002 大阪府摂津市千里丘新町3-17
健都イノベーションパークNKビル1Fク・ラスターラウンジ
交通アクセス:JR京都線岸辺駅より徒歩7分
(定員25名)
オンライン会場
Zoomウェビナー(定員200名)
※お申込いただいた方には、お申込み後と開催前日にZoomウェビナーのURLをご送付します
参加費 無料
主 催 JR西日本不動産開発株式会社、京都リサーチパーク株式会社
お問合せ
京都リサーチパーク株式会社 新事業開発部 
担当:池田 [email protected]


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