農林水産省のデータによると、世界の人口増加や経済発展を背景に、2050年には、世界の総人口は1.3倍、食料需要量は1.7倍になる(2010年比)と予測されています。また環境配慮から有機農業取り組みの拡大も求められています。これまで以上に農業分野での生産効率向上や低環境負荷の栽培方法への転換が迫られる中、注目を集めているのが土壌中に存在する多種多様な微生物たちです。
 本イベントでは、土壌中の植物と微生物との共生ネットワークを解析・制御することで地域ごとに特色を有する微生物叢を操り、農業に貢献する研究開発型ベンチャーから、CEOとCSOのお二人をお招きします。「生態学×ゲノム科学×ネットワーク科学」という複数領域を融合した新たな技術について、研究内容はもちろんのこと、成果の社会実装手法としてベンチャーを選んだ経緯、資金調達の極意、“微生物”がもたらす未来社会の姿など、幅広くお話しいただきます。

●当日のスケジュール(予定 )
〈トークセッション〉90分間
・プレゼンテーション(各20分)
・パネルディスカッション&質疑応答(50分)
…以降オンライン配信無し、現地参加の方のみ…
〈交流会〉30分間(飲食の提供はございません)


〈京大発イノベーションを探る @健都〉とは?
イノベーションの源泉を探り、未来社会をともに思い描くシリーズです。これまでに多くのイノベーションを生み出してきた京都大学と、イノベーション創出を支える京都リサーチパーク(KRP)がコラボレーションして実施しています。イノベーションの背景にある、多様なプレイヤーの共創ストーリーをご紹介するイベントです。


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パネリスト紹介
・石川 奏太
サンリット・シードリングス株式会社 代表取締役(CEO)
筑波大学大学院生物科学専攻修了、博士(理学)。同大にてコンピューターサイエンス専攻修了修士(工学)。筑波大研究員を経てJSPS特別研究員、仏パスツール研/東京大学大学院生物情報科学科にてウィルスを中心としたバイオインフォマティクス研究に従事。

・東樹 宏和 ※当日はオンライン登壇予定
サンリット・シードリングス株式会社 創業者・取締役(CSO)、京都大学 生態学研究センター 准教授

京都大学大学院理学研究科修士修了、九州大学大学院にて博士号(理学)。日本学術振興会特別研究員を経て京都大学白眉センター特定助教、同人間・環境学研究科助教、スタンフォード大学生物学部Visiting Scholar、科学技術振興機構さきがけ研究者(兼任)等を経て京都大学生態学研究センター准教授(現職)。生態学・進化学・昆虫学・微生物学から分子生物学やネットワーク科学に研究を展開。

イベント要項


 京大発イノベーションを探る@健都
微生物ベンチャーが目指す地球規模の課題解決~統合的な科学アプローチで生態系のリデザインへ~


日 時
2023年3月8日(水)16:00~18:00 (オンライン参加の方は16:00~17:30)
※後日のアーカイブ動画配信も予定   
対 象 ・イノベーション創出を目指すベンチャーや研究開発に関わる方
・土壌中の微生物の利活用を検討されている方
・地域固有の生態系に焦点を置いたまちづくり、産業振興などに関心のある方
現地会場
〒566-0002 大阪府摂津市千里丘新町3-17
健都イノベーションパークNKビル1Fク・ラスターラウンジ
交通アクセス:JR京都線岸辺駅より徒歩7分
(定員15名)
オンライン会場
Zoomウェビナー(定員200名)
※お申込いただいた方には、お申込み後と開催前日にZoomウェビナーのURLをご送付します
参加費 無料
主 催 JR西日本不動産開発株式会社、京都リサーチパーク株式会社、京大オリジナル株式会社
共催 京都大学産官学連携本部
お問合せ
京都リサーチパーク株式会社 新事業開発部 
担当:池田 [email protected]


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