国際的に生物試料やサンプルを送る際には国内法、航空法、現地の法律、国際的な慣習や決まり事など様々な書類上/運送上のハードルをクリアにした上で送付をしなければなりません。また、原料を海外に送付(輸出)し、製品を輸入する場合に、インボイスに価格以外で要した費用を加算しないと関税法違反になる可能性があり、輸出入者とフォワーダー(通関業者)とのコミュニュケーションが求められています。
今回は、輸出の面から株式会社日新の国際航空取扱士の黒田 直史氏、輸入の面から通関士の前川 泰士氏にご登壇いただき、上記のような具体的な実例をご紹介いただきながら国際的にサンプルを送る際の注意点や税関の考え方をご教示いただきます。
また、同社は近年、大阪南港の「南港倉庫」でのGDP(医薬品の適正流通基準)認証の取得や、国際的な-60℃以下の輸送体制の構築など、医薬品輸送関連事業にも力を入れ始めています。特に、パナソニック株式会社が開発した真空断熱容器VIXELLを用いた国際的な-60℃以下の輸送体制については、単なる容器の利用だけでなく事業提携することで、機器の細かい改良やお客様のニーズの汲み取りなど、より機動的な対応をできるような体制を作り出されています。
イベント後半ではパナソニック株式会社 宮本 健太氏にもお越しいただき、事業提携に至った経緯や容器の開発秘話などとともに、容器の実物をお持ち込みいただきその長所なども具体的にお話しいただきます。
海外に物を送る可能性がある方、製品開発製造を行っている方、そして企業同士の事業提携の仕方に興味のある方必見のイベントです。
是非ご参加くださいませ。
パナソニック株式会社 事業開発センター VIXELL事業プロジェクト 営業担当。
2008年にパナソニック株式会社に入社し、冷蔵庫等に用いられる真空断熱材の開発に従事。
2017年からは技術営業としてドイツの販売会社に駐在し真空断熱材のグローバルでの販売に従事。
2022年より真空断熱材で培った技術と海外での営業経験を活かしVIXELL事業の営業を担当。
イベント要項
日 時 |
2023年8月2日(水)16:00~17:30
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対 象 | 製品開発製造を行っている人、企業の仕組みそのものに興味のある人、海外に物を送る可能性のあるすべての人、企業同士の事業提携の仕方に興味のある人 |
現地会場 |
〒566-0002 大阪府摂津市千里丘新町3-17
健都イノベーションパークNKビル1Fク・ラスターラウンジ 交通アクセス:JR京都線岸辺駅より徒歩7分 (定員15名) |
オンライン会場 |
Zoomウェビナー(定員200名)
※お申込いただいた方には、お申込み後と開催前日にZoomウェビナーのURLをご送付します
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参加費 | 無料 |
主 催 | JR西日本不動産開発株式会社、京都リサーチパーク株式会社 |
お問合せ |
京都リサーチパーク株式会社 新事業開発部
担当:池田 [email protected]
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