紛争や経済危機、気候変動、肥料の価格高騰などが重なり、かつてないほどの食料危機に直面する昨今。世界人口の10人に1人が飢餓に苦しんでいるといいます。
本イベントでは、不安定な気候のために社会的・経済的発展が阻害され、栄養指標が低いという課題を抱える西アフリカ・ガーナ北部における共同研究プロジェクトを取り上げます。13年以上にわたる大型齧歯類グラスカッターの家畜化研究を通し、食料の安定供給・栄養改善に挑戦し続ける研究者2名がご登壇。研究内容はもちろんのこと、出会いのきっかけ、異なる所属の研究者同士が連携するうえでの苦労話、世界的な食料難の時代を乗り切る研究の可能性など、幅広くお話しいただきます。

●当日のスケジュール(予定 )
〈トークセッション〉90分間
・京都リサーチパークからのご説明(5分)
・プレゼンテーション(各20分)
・パネルディスカッション&質疑応答(45分)
…以降オンライン配信無し、現地参加の方のみ…
〈交流会〉30分間(飲食の提供はございません)


〈京大発イノベーションを探る @健都〉とは?
イノベーションの源泉を探り、未来社会をともに思い描くシリーズです。これまでに多くのイノベーションを生み出してきた京都大学と、イノベーション創出を支える京都リサーチパーク(KRP)がコラボレーションして実施しています。イノベーションの背景にある、多様なプレイヤーの共創ストーリーをご紹介するイベントです。




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パネリスト紹介
・村山 美穂氏(京都大学 野生動物研究センター 分子保全研究部門 教授)
博士(理学)。畜産技術協会附属動物遺伝研究所研究員、岐阜大学農学部助手、岐阜大学応用生物科学部准教授を経て、2008年から現職。絶滅の危惧される野生動物の遺伝子を解析して、多様性、個体数増減予測、繁殖行動、年齢推定など、保全に役立つ情報を得ようとしている。
ガーナでの活動はこちら http://grasscutter.sakuraweb.com/ 

・小出 剛氏 (国立遺伝学研究所 マウス開発研究室 准教授、総合研究大学院大学 遺伝学コース准教授)
博士(医学)。 学術振興会特別研究員(国立遺伝学研究所所属)、ケンブリッジ大学研究員などを経た後、国立遺伝学研究所 助手、助教授などを経て、2007年から現職。『個性は遺伝子で決まるのか 行動遺伝学からわかってきたこと』『行動や性格の遺伝子を探す マウス行動遺伝学入門』などの著書がある。
ホームページ http://mgrl-lab.jp/

イベント要項

 遺伝子解析から挑む、在来家畜の生産効率化 ~開発途上国における安全かつ栄養ある食料の安定供給を目指して~

日 時
2023年10月5日(木)16:00~18:00(オンライン参加の方は16:00~17:30)  ※後日のアーカイブ動画配信も予定 
対 象 ・イノベーション創出を目指すベンチャーや研究開発に関わる方
・環境保護と食料供給の両立、企業の社会課題解決にご関心をお持ちの方
・動物の遺伝情報研究(特に行動や性格などの複雑な表現型、行動遺伝学)にご関心をお持ちの方

現地会場
〒566-0002 大阪府摂津市千里丘新町3-17
健都イノベーションパークNKビル1Fク・ラスターラウンジ
交通アクセス:JR京都線岸辺駅より徒歩7分
(定員15名)
オンライン会場
Zoomウェビナー(定員200名)
※お申込いただいた方には、お申込み後と開催前日にZoomウェビナーのURLをご送付します
参加費 無料
主 催 JR西日本不動産開発株式会社、京都リサーチパーク株式会社、京大オリジナル株式会社
共催 京都大学産官学連携本部
お問合せ
京都リサーチパーク株式会社 新事業開発部 
担当:池田 [email protected]


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