近年、遺伝子を扱う学問としてゲノミクスという言葉が提唱されるようになり、その後これに倣うように、mRNAを扱う学問としてトランスクリプトミクス、蛋白質を扱う学問としてプロテオミクス、代謝物を扱う学問としてメタボロミクスなどが提唱され盛んに使用されるようになってきました。また、測定・解析技術とIT技術の目覚ましい進歩により、詳細な遺伝子、蛋白質、代謝物が解析されるようになり、それらの情報(オミックス)により、がんの早期発見・治療、有効な薬剤の選択、再発予測など、患者一人ひとりに対して最適な医療(個別化医療)に活用されようとしています。

 今回、そのオミックスの中で、特にメタボロミクスの技術開発と応用研究に取り組んでおられる、馬場健史先生にご登壇いただき、メタボロームについて、また、その解析の意義と最新の分析技術をご説明いただくとともに、その応用の具体的事例をご紹介いただきます。
 オミックス情報が次世代医療や食品開発の鍵となりつつある中、是非、みなさまのご参加をお待ちしております!

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登壇者
九州大学生体防御医学研究所 教授 馬場健史 氏
プロフィール:
1994年 岡山大学農学部卒業
1996年 岡山大学大学院農学研究科修士課程修了
1996~97年(株)日本生物科学研究所研究員
1997~98年(株)JBDL主任研究員
2001年 大阪大学大学院工学研究科博士後期課程単位取得退学
2001年 日立造船(株)主任研究員
2001年 博士(工学)学位取得
2006年 大阪大学大学院薬学研究科助手、'07年同助教、’08年同大学院工学研究科准教授
2015年 九州大学生体防御医学研究所教授
メタボロミクスの技術開発と応用研究に取り組んでいる。

開催概要

 メタボロミクスの有用性 ~次世代医療、バイオ・食品開発の鍵を握る代謝物分析のいま~


日 時

2024年9月20日(金)16:00~17:30

スケジュール
 
 16:00~ ご挨拶・アイスブレイク 
 16:10~ ご講演(40分ほど) のち、質疑応答(10分)
*17:00終了後、オンラインは閉会
 17:00~17:30 現地参加の方による名刺交換会

対 象

・イノベーション創出を目指すベンチャーや研究開発に関わる方
・代謝化学、薬学分野の研究開発などに従事されている研究者・技術者の方
・医薬品及び治療・診断方法の研究開発などに関心のある方

現地会場

566-0002 大阪府摂津市千里丘新町3-17
健都イノベーションパーク
NKビル1Fク・ラスターラウンジ
交通アクセス:
JR京都線岸辺駅より徒歩7
(定員
15名)

オンライン会場

Zoomウェビナー(定員200名)
※お申込いただいた方には、お申込み後と開催前日にZoomウェビナーのURLを送付します。

参加費

無料


主 催

JR西日本不動産マネジメント株式会社、京都リサーチパーク株式会社


お問合せ


京都リサーチパーク株式会社 新事業開発部 
担当:倉地 [email protected]



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